アイ・コンタクト
飼い主に名前を呼ばれたら飼い主と視線を合わせるということは、「アイ・コンタクト」といい、しつけの基本でもあり、最初に教えなくてはならないことです。どこで何をしていても、飼い主に名前を呼ばれたら行動を中断して飼い主に注目するということは、飼い主を群れのリーダーとして認めているということになります。あなたが犬に指示を出したとき、犬は何を見ていますか?手に持ったおやつばかり見ていて、あなたの目を全然見ていないということはありませんか?それでは、いつかしつけに行き詰ってしまいます。
アイ・コンタクトのできていない犬は、いくら大声で禁止を繰り返しても、興奮している場合でしたら尚更、言うことをきいてはくれないでしょう。アイ・コンタクトは、さまざまな場面に活用できます。また、アイ・コンタクトは、犬と飼い主との上限関係をはっきりさせるという意味でも重要です。
道路に飛び出しそうになった犬を、アイ・コンタクトで止めることができれば、犬が事故に巻き込まれることから守ってあげることもできます。犬の習性の中に、リーダー=注目される存在、メンバー=注目する存在という判断基準があります。
犬は、アイ・コンタクトで飼い主に注目する度に、リーダーは飼い主であるという上下関係を学習していくのです。例えば、ドッグランなどで犬が興奮して走り回ったり、ほかの犬を追い掛け回しそうになったりした時、家に来客(犬の知らない人)があり不安になって吠え立てた時など、アイ・コンタクトと一緒に「ダメ」と言えば、たいていの場合はすぐに行動をやめることができます。
