犬のしつけを始める時期
適切でない時期に始めてしまうと、結局時間がかかってしまたりと、逆効果になってしまうこともあります。慣れてきたら次第に、知らないものや人、大きな音、車などに慣れさせていきます。早くから親や兄弟を引き離されてしまう犬には、飼い主が親犬にかわって、愛情を持って社会性を教えていく必要があります。犬が社会への適応性を見出す社会化期は、生後3週から16週ころで、本来なら親や兄弟犬と一緒に生活する中で犬社会での社会性を身につけていきます。
社会性を身につけるということは、いろいろな人や物を見たり、様々な体験をさせたりして、人間の社会に対応できるようにさせるということで、社会性がしっかりと身についている犬は、しつけもしやすいと一般的には言われています。しつけの開始時期は、犬の性格にもよりますが、生後4ヶ月ころからがいいようです。不必要に音や物を怖がる犬、他人や他の犬を攻撃する犬の多くは、この時期の体験が不足して、どう接すればいいのかがわからず、コミュニケーションが取れなくなってしまったと考えられます。
室内犬は家に来たその日からトイレの場所などを教える必要がありますが、その他のしつけについては、まだ始めなくてもいいでしょう。生後50日前後でペットショップで売られている子犬たちは、この犬の生涯にとって大切な時期をショーケースの中で過ごしてしまうことにもなります。犬を飼い始めるのは、ほとんどの場合、生後2ヶ月くらいの子犬からではないでしょうか。
しつけは早く始めればいいというものではありません。それまでは、人間の社会になじませる練習をして、社会性を身につけさせましょう。まず、静かな環境で飼い主に慣れさせることから始めます。
